目次
求人広告の掲載方法
本記事では、初めて求人広告を掲載する採用担当者の方や、「今まで掲載したことのない求人広告を出したい!」という方向けに、求人広告の掲載フローをご紹介します。
併せて、主な求人広告の種類や、採用成功のための準備やコツも解説いたします。
掲載までの基本的な流れ
サービス提供元への問い合わせ
まずは掲載したい求人広告のサービス提供元企業に連絡しましょう。
サービス提供元企業ではなく、正規代理店に連絡しても構いません。
例えば、タウンワークを掲載したい場合、サービス提供元企業は「株式会社リクルート」です。
リクルートの求人広告を扱う正規代理店は全国各地に多数あり、弊社「株式会社アド・イーグル」もそのうちの1社です。
提供元企業と正規代理店、どちらに連絡しても、基本的に受けられるサービスは変わりませんのでご安心ください。
サービス提供元または代理店との打ち合わせ
連絡をすると、営業担当との打合せが設定されます。
打合せをするために自社まで来社してくれることもありますが、昨今ではオンラインで打合せをするケースも一般的です。
打合せでは、営業担当から掲載したい求人に関するヒアリングをされ、求人広告の掲載料金や期間についての説明を受けます。
ヒアリングされた内容をもとに、営業担当から掲載プランの提案を貰います。
プラン決定及びお申込み
提案された掲載プランをもとに、掲載プランを決定し、申込を進めます。
申込書への署名・捺印、もしくは電子契約で申し込める求人広告も多くなってきています。
この段階で、掲載開始日や請求日が決まることも多いため、掲載プランの他、付随するこのような情報も事前に確認して申し込みを進めるようにしましょう。
求人広告作成・取材・撮影
求人広告の原稿作成を進めます。
原稿は、仕事内容や募集条件、キャッチコピー、画像などで構成され、サービス提供元で制作するケースと、掲載企業側で制作するケースがあります。
サービス提供元に制作してもらう場合は、別途取材日を設けてインタビューや写真撮影をすることもあります。
取材は設けず、ヒアリングだけで進めることも多いです。
過去に掲載した際の求人原稿があると、最低限のヒアリングで作成してもらうことができます。
求人広告掲載開始
作成してもらった求人原稿を確認し、修正の必要があれば修正指示を出し、校了までやり取りを重ねます。
校了後、サービス提供企業側の原稿審査が入ります。
審査結果によっては修正が必要なこともありますので、校了後も油断せずに連絡が取れる状態にしておきましょう。
求人広告の種類
求人サイト(掲載課金型サイト)
オススメ➀:en転職
https://employment.en-japan.com/
サービス提供企業:エン・ジャパン株式会社
掲載数の多い雇用形態:正社員
日本最大級の転職情報数を誇る転職サイトです。
エン転職の取材担当者がオンラインで企業を取材し、詳細な求人原稿を制作してくれることが特長です。
徹底した「求職者目線」の追求にこだわり、取材者からみた「やりがい・厳しさ」や「向き・不向き」に加え、現社員や元社員からのクチコミ情報など、信頼性の高い転職・求人情報を提供しています。
オススメ②:doda
https://doda.jp/
サービス提供企業:パーソルキャリア株式会社
掲載数の多い雇用形態:正社員
約840万人の業界最大級の会員数を誇る転職サイトです。
※2023年12月末時点の累計会員登録者数
ユーザーとのマッチングを高めるレコメンド機能や、採用課題に応じたさまざまな掲載プラン(原稿サイズ、掲載期間)が用意されています。
職種や業種に応じた専門サイトも展開されています。
オススメ③:バイトル
https://www.baitoru.com/kanto/
サービス提供企業:ディップ株式会社
掲載数の多い雇用形態:アルバイト・パート
アルバイト・パートを中心とした求人サイト「バイトル」は、TVCMなど積極的なプロモーションにより求職者からの認知度も高く、多くの求職者に利用されています。
職場の魅力を動画で伝える機能をはじめ、他の求人サイトにはないサービスを多数提供しています。
求人サイト(応募課金・採用課金型サイト)
オススメ➀:ビズリーチ
https://www.bizreach.jp/
サービス提供企業:株式会社ビズリーチ
掲載数の多い雇用形態:正社員
スカウトの購入、及び採用決定時に費用がかかる、採用課金型サイトです。
「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」というコンセプト通り、誰でも会員登録できる訳ではなく、審査を通過した求職者だけが会員登録されているという点が特長です。
即戦力人材や高収入人材が多く登録されているデータベースを直接検索し、「欲しい」人材にスカウトを送ることができます。
利用企業は、サイトへの求人掲載も無制限でできます。
オススメ②:Green
https://www.green-japan.com/
サービス提供企業:株式会社アトラエ
掲載数の多い雇用形態:正社員
IT/Web業界の経験者採用に強い求人サイト。
成功報酬は職種別に一律60〜120万円。
年収に応じて変動しないため、採用コストを抑えることが可能です。
また、求人掲載期間や求人掲載数の制限はありません。
毎月1000通のスカウトを無料で送付できるため、自社に合った即戦力人材に直接スカウトを送ることで、採用成功率をあげることができます。
アグリゲーションサイト(求人検索エンジン)
オススメ➀:Indeed
https://jp.indeed.com/
サービス提供企業:IndeedJapan株式会社
掲載数の多い雇用形態:正社員/アルバイト・パート/派遣社員等
ウェブ上のあらゆる求人情報を集約している国内最大級の求人検索エンジン。
CMも多く流れているため、求職者側にも企業側にも知名度の高いサイトです。
オススメ②:求人ボックス
https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/
サービス提供企業:株式会社カカクコム
掲載数の多い雇用形態:正社員/アルバイト・パート/派遣社員等
「価格.com」「食べログ」等を運営するカカクコムが運営する求人検索エンジンです。
Indeed同様、ウェブ上のあらゆる求人情報を集約しており、直接求人ボックスに求人を投稿することもできます。
オススメ③:スタンバイ
https://jp.stanby.com/
サービス提供企業:株式会社スタンバイ
掲載数の多い雇用形態:正社員/アルバイト・パート/派遣社員等
Indeedに次ぐユーザー数を誇る求人検索エンジンです。
Yahoo! JAPANと連携している点が特長で、スタンバイで掲載された求人はYahoo! JAPANの検索結果に表示されることがあります。
直接投稿機能はないため、掲載するには採用サイトを保有している必要があります。
その他求人掲載が可能なサイト
オススメ➀:ハローワーク
厚生労働省が運営する公共職業安定所です。
全国の多彩な職種の求人を提供し、求職者への無料支援も充実しています。
ハローワークインターネットサービスというサイトに無料で求人掲載ができます。
オススメ②:ジモティー
個人間で不用品の売買やサービス提供ができるサイトとして有名ですが、求人掲載機能も搭載されています。
地域密着型で、地元の求職者をターゲットとした求人掲載が可能です。
問い合わせから掲載開始までの期間
掲載開始までにかかる期間は求人広告の種類により異なります。
一般的に、アグリゲーションサイトは早い傾向にあり、最短当日掲載も可能です。
時間がかかるケースが多いのは掲載課金型です。
特に、初めて掲載する転職サイトだと、プランの選定や取材、原稿作成に時間がかかるため、問合せから掲載開始まで2週間ほどはかかると思っておいた方が良いでしょう。
採用成功の為の準備
競合調査
まずは大手求人サイトで、募集しようとしている職種×地域の掲載求人を調べてみてください。
競合求人がどのくらいたくさんあるのか、給与相場はどのくらいか、他社よりも自社の方が良いと言える点はありそうかどうかを把握しましょう。
ターゲット設定
「こんな人が欲しい」という企業側の希望に加え、競合調査で分かった点を踏まえ、どういった人なら自社に応募してくれそうかどうかも加味して、ターゲットを設定します。
年齢、性別、経験、スキルなどのスペック面の設定に加え、仕事探しの理由や条件、重視するポイントなども想像してみると良いでしょう。
ターゲット像を1人には絞れず「こんな人もあんな人も欲しい」という場合は、複数設定してみてから絞り込む方法もおすすめです。
自社の魅力、他社との差別化ポイントを探す
設定したターゲットに対し、どういう点を魅力として訴求するかを考えます。
こんな方に来て欲しい、こんな風に活躍して欲しい、という企業側の要望だけではなく、ターゲットに対し自社が何を提供できるのか?という側面からも考えてみてください。
他社との差別化ポイントはなかなか見つからないかもしれませんが、決して唯一無二である必要はありません。
多少よくある強みでも、エリアや業種・職種と掛け合わせることで、ターゲットにとって唯一無二の魅力となる可能性は十分にあります。
どうしても訴求ポイントが見つからない場合は、そもそも採用基準や労働条件、職場環境や働き方を見直した方が良いかもしれません。
求人募集で応募を集めるためのコツ
企業からのアプローチを行う
”求人広告への掲載を開始したら、あとは応募を待つのみ”という時代は終わりました。
昨今では多くの求人サイトに、アプローチメールやスカウトサービスが搭載されています。
有料オプションとして利用できるサービスもあれば、無料で利用できるサービスも比較的多く見られます。
まずは機能の有無を確認しましょう。
サービス提供企業の担当者が必ず案内してくれているとは限らず、スカウト機能があるのに知らないまま掲載終了を迎える…というケースも残念ながら珍しくありません。
求人サイトによってはスカウト経由の応募がメインとなることもあります。
積極的に活用してみてください。
掲載開始後の原稿修正
掲載開始後の効果進捗が悪いようであれば、掲載内容の変更を検討しましょう。
「こう書けば絶対応募が来る」という正解はありませんので、主観も交えつつ、求職者目線になって内容を見直します。
筆者の見解ですが、キャッチコピーや仕事内容の表現を少し変えた程度では効果改善しないことがほとんどです。
募集条件を変更すべきです。
具体的には、給与、シフト、休日、応募資格等です。
また、多くの求人サイトでは掲載途中での内容変更が可能ですが、中には変更不可の求人サイトや変更時有料の求人サイトもあります。
よく確認して進めましょう。
まとめ
求人広告によっては、掲載フローや効果出しのコツを担当者が丁寧にサポートしてくれます。
逆にほぼ人を介さず、WEB上で掲載開始から終了まで完結することも。
もし初めてで不安な場合は、担当者のサポートが付く求人広告の方が良いかもしれません。
当社にお問合せいただいた場合は、営業担当がしっかりサポートします。
お悩みの際はぜひお気軽にお問合せください。
求人・採用にまつわることなら何でもご相談ください
アド・イーグルってなんの会社?
株式会社アド・イーグルは、株式会社リクルートホールディングスのトップパートナーとして様々なメディアを取り扱っている総合広告代理店です。リクナビNEXT・タウンワークなどの求人メディアやAirワークなどの企業HPのサービスやindeedなどの求人情報検索サイトを活用して各企業の課題に合わせた採用活動を提案・支援しています。