目次
サービスの概要
求人ボックスは、1000万件以上の求人掲載数を誇る求人検索サイトです。
求職者が検索キーワードを入力すると、そのキーワードに沿った求人が表示されます。
検索結果に表示された求人を、希望の条件に合わせて絞り込んだり、気になる求人を保存したりすることもできます。
エリアや雇用形態を問わず、幅広い求職者ニーズに対応しているサイトです。
求人ボックスは、Indeedやスタンバイと共に、「アグリゲーションサイト」や「求人検索エンジン」と呼ばれる求人サイトの1種です。
ウェブ上に掲載されているさまざまな求人サイトや、あらゆる企業の保有する採用情報ページをクローリングし、集約しています。
また、求人サイトとしての機能もあり、直接求人ボックスに求人を投稿し、掲載することもできます。
求人ボックスの特徴
運営会社
株式会社カカクコムという「価格.com」や「食べログ」の運営で有名な会社です。
https://corporate.kakaku.com/
そのほかにも、生活者を事業者を繋げるさまざまなメディアを運営しています。
ユーザー層
学生、第二新卒、転職者、フリーター、主婦、中高年・シニアまで、幅広い層に利用されています。
利用ユーザーの希望雇用形態も、正社員、アルバイト・パートから業務委託・在宅勤務などさまざまです。
採用ボード
「求人ボックス 採用ボード」は、求人ボックスに直接求人を投稿できる機能です。
以下のような機能が備わっています。
・求人複製
多くの求人を掲載したい場合、既に作成済みの求人票をコピーして編集することができるため、イチからまた作成する必要がありません。
・写真掲載
求人票には写真も掲載できます。
職場のスタッフや、オフィスの風景、店舗の外観・内観などを掲載すると、職場のイメージが沸きやすくなるため、より効果的です。
・自社評価グラフ
ラジオボタンを選択するだけで職場や仕事の特徴を簡単にグラフで表現することができます。
ただ文章だけで伝えるよりも、グラフで表示することでより雰囲気や特長が伝わりやすく、応募促進やミスマッチ防止に繋がります。
・応募項目設定
応募フォームの項目をカスタマイズできます。
項目が少ない方が応募率が高くなる傾向にあります。
アルバイトの募集のように応募時に細かい求職者情報が必要ない場合は、メールアドレスと名前のみで応募受付をすることもできますので、ぜひ活用してみてください。
求人ボックスの料金
無料掲載
直接求人ボックスに求人を投稿し、無料で掲載することができます。
初期費用、掲載費用、応募課金、採用課金は一切ありません。
掲載から採用決定まで完全無料で利用することができます。
自社の採用サイトをお持ちの場合は、そのまま求人ボックスに連携して無料掲載することも可能です。
有料掲載
求人ボックスでは、無料掲載よりも求職者に見てもらう機会を増やすことができる、有料オプションを利用することができます。
1日だけ有料にする、という使い方もできるため、募集状況に応じて柔軟な露出強化が可能です。
有料オプションを利用するメリットは大きく3つあります。
■求職者に見てもらいやすい「有料枠」に表示
有料オプションを利用すると、求人ボックスのサイト上の「有料枠」に求人が掲載されます。
検索結果の上位など、無料では表示できない目立つ枠となっており、求職者へのアプローチが強化できます。
■クリック課金型なので見られた分だけ費用発生
求人がクリックされなければ費用は発生しません。
ただ掲載するだけで費用が発生するということはないため、無駄な費用を抑えることができます。
■自由に料金設定可能
1日500円から、予算設定が可能です。
1日あたりの費用ではなく、1ヶ月あたりの費用や、期間を指定した予算設定もできます。
クリック単価も最低25円~1000円まで、自由に設定可能です。
また、クリック単価を設定する手動運用の他、設定した期間と予算に合わせてクリック単価を自動で調整してくれる、「自動運用機能」もあります。
どのくらいに設定すれば分からない方も安心してはじめられます。
求人ボックスの導入フロー
無料掲載×直接投稿
最短で当日掲載も可能です。
・アカウントを作成
「新規登録」ボタンからアカウント登録後、
・求人票作成
ブログを書くような簡単操作で求人投稿ができます。
フォーマットの項目に加え自由項目でアピールするなどカスタマイズも可能です。
・求人掲載開始
投稿された求人は、求人審査の後「求人ボックス」に掲載されます。
掲載開始後も、求人の内容はいつでも・何度でも編集できます。
・応募対応
応募があったらメールでお知らせします。
管理画面内で応募者の情報・連絡先を確認し、個別に面談・採否をやり取りしていただきます
無料掲載×採用サイト連携
もし自社の採用サイトをお持ちの場合は、既に求人ボックスが自動で採用サイトを読み込んでおり、求人ボックスに掲載されている可能性があります。
求人ボックスで検索して確認してみてください。
もし掲載されていなかった場合は、求人ボックスに問い合わせてサイト連携を依頼することで、自動で読み込んでもらえる可能性があります。
掲載可否審査など求人ボックス独自の連携規定があるので必ず連携できるとは限りませんが、もし掲載を検討している場合は、一度問い合わせてみることをおススメします。
有料掲載×直接投稿
管理画面上でクレジットカードを登録します。
登録完了後、求人更新画面から「有料オプションを利用する」にチェックを入れ、配信方法を設定するだけで設定完了です。
有料掲載が開始すると、[求人一覧]ページの"求人ステータス"が 「公開中」になり、 "有料オプション" に入札方法・予算額が表示されます。
有料掲載×採用サイト連携
・利用申請
求人ボックスに問合せ、自社の採用サイトが掲載可能かどうかの審査を進めます。
・申込書確認
審査が無事通れば、申込書が送付されますので、必要事項を記入し返送します。
・掲載開始
申込書が受理されると、アカウントが発行されます。
アカウントにログインし、キャンペーンや予算を設定します。
Indeed・スタンバイとの違い
月間ユーザー数で比較すると、Indeedやスタンバイにはやや劣ります。
Indeed 2700万人
スタンバイ 1000万人
求人ボックス 759万人
料金や期間などはいずれも任意に設定できるため、違いはありません。
フリーワード検索をメインとしたサイト仕様もかなり似通っています。
大きな違いは、クリック単価の上限設定の可否です。
Indeedはクリック単価の上限設定ができず、予算に合わせてシステムで自動調整されますが、求人ボックスやスタンバイは、クリック単価の上限設定が可能です。
また、スタンバイには直接投稿機能がありません。
従って、採用サイトを保有しておらず、直接投稿で掲載したい場合はIndeedか求人ボックスを利用することになります。
求人ボックスの使いどころ
予算の一部を使う
Indeedと比べると決してユーザー数は多くないため、まずはIndeedを使うことをおすすめします。
そのうえで、応募数増加・応募単価抑制のために、予算の一部を求人ボックスにまわします。
求人ボックスに使う予算は、肌感ですがIndeedの2割~4割程度で十分です。
「Indeedとの使い分け」や、「求人ボックスはこの層に強い」などの噂も耳にしますが、筆者の経験上ほとんど変わりません。
重要なのは、それぞれの費用対効果をしっかり計測し、予算を調整することです。
よくあるケース
求人ボックスは応募数が少ないものの、応募単価で見ると、Indeedよりもかなり良いケースが散見されます。
しかし、同時期・同案件できちんと応募単価を比較するということをしない企業様がほとんどです。
結果、せっかく費用対効果が良いのに、応募が少ないからと言って辞めてしまったりします。
また、Indeedと同額で試した結果、応募単価が高騰したり、設定した予算が使い切れなかったというケースもあります。
この場合は、求人ボックスにかける予算を抑制することで、予算を使い切りつつ、適切な応募単価で応募獲得ができる可能性が高いです。
求人ボックスを導入し、有料掲載することは簡単なのですが、こういった結果を踏まえた検証や改善施策ができず、もったいない使い方になってしまっている企業様が多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
導入や掲載は代理店を通さずできる求人ボックスですが、検証や改善施策の提案・実施などは、ある程度知見が必要かもしれません。
自社では難しそう、プロにまるごとお任せしたいという場合は代理店に依頼することも可能です。
導入するかどうかと併せて検討してみてください!
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アド・イーグルってなんの会社?
株式会社アド・イーグルは、株式会社リクルートホールディングスのトップパートナーとして様々なメディアを取り扱っている総合広告代理店です。リクナビNEXT・タウンワークなどの求人メディアやAirワークなどの企業HPのサービスやindeedなどの求人情報検索サイトを活用して各企業の課題に合わせた採用活動を提案・支援しています。