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Instagramを求人広告として活用する方法とは?活用事例もご紹介

Instagramを求人広告として活用する方法とは?活用事例もご紹介

Instagramを採用活動に活用できないかどうか考えたことはありませんか?
実際、Instagramを求人広告として活用している企業事例は徐々に増えてきました。
本記事では企業の活用事例の他、活用メリットや事前に認識しておきたいデメリットをご紹介。
運用時のポイントやコツもご紹介いたします。

 

Instagramの実態

利用者数

Instagramは、Facebookも運営しているMeta社が運営する写真や動画を共有するSNSサービス。
ユーザー数は世界で約10億人、国内では約3300万人と非常に利用者の多いSNSの1つです。
知らない人はほとんどいないでしょう。

 

年齢層

10代・20代の若年層においては70%以上がInstagramを利用しています。
30代・40代でも利用率は50%以上。50代でも40%近くの利用率です。
「Instagramは若者向けのSNS」と思っている方もいるかもしれませんが、決してそうではありません。
今や主婦やビジネスマンなど、全世代が使うSNSとして浸透しているのです。

参考 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/nd247100.html

 

Instagramの活用事例

活用事例をご覧いただき、Instagramを求人広告として活用するとはどういうことなのか、まずは自社に置き換えてイメージできるようにしてみてください。

 

株式会社アド・イーグル|求人広告代理店(弊社です!)

https://www.instagram.com/adeagle_nichizyo_/

JALスカイ採用|空港サービス

https://www.instagram.com/jalsky_saiyo/

DYM|WEB事業、人材事業

https://www.instagram.com/dym_recruit/

アダストリア|アパレルブランド

https://www.instagram.com/adastria_recruit/

株式会社アズスタッフ|人材事業

https://www.instagram.com/azstaff_saiyou/

エルライングループ|太陽光パネル/蓄電池/エコキュート/リフォーム事業

https://www.instagram.com/llinegroup_recruit/

 

Instagramを求人広告として活用するメリット

素人でもかんたんにできる操作性

WEBの知識やサイト制作スキルは一切必要なし。
ネットがパソコンが苦手な方でも誰でも投稿できるカンタンさが特長です。
マニュアルや説明を見なくても、直感的に操作できるはず。
サイト制作や画像編集の知識や経験がない採用担当者の方でも、安心して使い始めることができます。

 

無料でいくらでも投稿できる

Instagramは、何件投稿しても無料です。
求人広告の掲載やWEBサイトの制作にはいくらか費用がかかることがほとんどですが、Instagramならお金が一切かかりません。

 

写真や動画により雰囲気が伝わりやすい

Instagramは、画像や動画を投稿するサイトなので、文章で伝えるよりも圧倒的に会社の雰囲気が伝わりやすいことが特長。
「若手が活躍中」「キレイなオフィス」「アットホームな社風」「社員旅行・イベント」などの訴求は、テキストで伝えるよりも写真の方が効果的です。

動画なら、実際の話し方や声、動きなども分かるため、より一層雰囲気が伝わるでしょう。
求職者に面接や説明会に来てもらわなくても、社員や社長の話を直接聞いたような体験を提供できます。
対面には敵いませんが、それに近い伝達力があるのが動画なのです。

 

入社後のミスマッチ防止効果

画像や動画により雰囲気が十分に伝わった状態で入社するため、入社後のミスマッチが起こりにくくなります。
働く場所や環境、一緒に働くメンバーがある程度分かっているため、「思っていた雰囲気と違った」という事態を防ぐ効果が見込めるのです。

 

Instagramを活用する前に認識しておくべきこと

Instagramの活用はメリットだけではなくデメリットや覚悟しておくべきこともあります。
投稿や活用を始めた後に「想定外に大変だった」「期待した効果がない」という状態にならないよう、事前に認識しておきましょう。

 

継続的に投稿し続ける事が必要

もう何件も投稿したから、もうしばらく投稿しなくて良い、ということはありません。
SNSは情報の鮮度が重要。
古い情報は信頼性も低くあまり見てもらえません。
直近の投稿が3ヶ月以上前だったりすると、「もうこのアカウントは運用されていないのかな」という印象を与えます。
毎日投稿とまでは言いませんが、最低でも隔週、できれば毎週定期的に投稿し、常に更新され最新情報が取得できるアカウントとして見てもらえるようにする必要があります。

この「継続的に投稿する」という点が、一番の難関。
Instagramは手軽に無料で始められるので、投稿しはじめることはカンタンなのですが、続けることは想像以上に難しいのです。
実際に、数件の投稿で更新が止まってしまっている企業アカウントを何件も見たことがあります。

カンタンにできるとはいえ片手間でやろうとすると、忙しさを理由に断念しやすい手法です。
ある程度工数がかかり、時間をとられ続ける業務である覚悟をしたうえで、運用を始めましょう。

 

投稿する写真や動画の手配が必要

継続できない理由のひとつが、忙しさの次に、写真や動画の不足です。
投稿予定の写真や動画が尽きてしまい、投稿するものがない!という状態です。

Instagramは面白い投稿事例も多く「こんなのを投稿してみたら良さそう」「こんな動画面白そう」というアイデアは浮かびやすいのですが、実際に撮影するとなると、思った以上に準備や編集、調整に手間がかかり、結局やらないという状況になりがちです。
また、写ってくれる社員が意外と少なく、撮影をお願いしても嫌がられ、なかなか撮影ができないという話もよく聞きます。

アイデアだけでは何もはじまりません。
撮影させてくれる対象が何人も居て、誰かが撮影や編集に工数をかけなければいけない、ということを念頭に置いておきましょう。

 

Instagram単体での効果は見込めない

残念ながら、どんなにたくさん素敵な投稿をしても、それだけで多くの求職者を集めることはできません。
よっぽと有名な企業でない限り、求人広告として運用されている企業アカウントをInstagram上で見つけてもらうことはできないのです。

Instagramではなく、求人サイトやWEB広告などで求職者を集客し、そのうちの一部の気になってくれた求職者がInstagramを見てくれるのです。
Instagram単体で集客や採用をしようとすることは辞めましょう。

 

Instagramによる効果は検証し辛い

Instagramを求人広告として活用しても、最終的に応募するプラットフォームはInstagramではなく、自社ホームページだったり、自社が掲載している転職サイトだったりするケースがほとんど。
そのため、Instagramがどれだけ応募効果や採用結果に繋がったのかを数値で計測することは不可能です。

通常の求人サイトであれば、応募数が明確に分かり、いくら費用をかけ、いくら採用できたかが分かります。
それができないことを予め認識しておきましょう。

「効果が出そう!」と期待して始めたものの、どれだけ効果があったか分からないと、このまま運用を続けるべきか判断できません。
投稿内容や方針を変え、さまざまな方法を検証したくても、数値で結果を検証できません。
周囲から、Instagramでどれだけ採用に繋がったの?と聞かれても、正確に回答できません。

「Instagramの活用を始めてから、数値では分からないけど明らかに応募者も採用数も増えたよね!」という状態を想像しているのかもしれませんが、そこまで劇的な変化が見られるケースは滅多にないのが実態です。

従ってInstagram活用においては、定性的な目標も設定し、効果を検証することが必要です。
Instagramを活用した結果、どんな状態にしたいのか、どうやって達成率を判断するのか、目指すべきゴールや展望を明確に設定しておきましょう。

 

短期での効果は見込めない

Instagramは、求人広告のように「掲載開始したら応募が来る」という短期効果を望めるものではありません。
効果を実感できるまで、短くても半年、基本的には1年以上かかると思っていてください。
急募には完全に不向きです。
そのため、Instagramを求人広告として活用する場合、新卒採用や通年採用に活用されるケースが多いです。
1名だけ採用したい、3ヶ月以内に欲しい、という募集には向きませんので、別の方法を考えましょう。

 

Instagramを求人広告として活用するポイント

以上を踏まえ活用ポイントをご紹介します。

 

写真や動画の撮影を習慣化

インスタグラマーは、毎食食べる前に撮影、外食時なら料理が来るたび全部撮影します。
道端のキレイな植物や建物、新しく購入したちょっとした日用品や雑貨も撮影。
このくらい撮影が習慣化できると、投稿が継続しやすくなります。
社食や会社付近のランチ、お弁当、ちょっとした飲み会の様子、最寄駅からの通勤風景、ちょっとしたオフィスの備品、先輩や後輩の服装や持ち物…etc
こういった何てことない日常がすべて、求職者にとっては企業の雰囲気が伝わるコンテンツになります。

いつ載せるか、どんな投稿にするか、こんな写真載せて良いのか、など細かいことは考えずに、とにかくたくさん撮っておきましょう。
極端に古い機種でなければ、いつも持っているスマホで十分キレイな写真が撮れるはずです。

動画はハードルが高いかもしれませんが、撮影の習慣化に慣れてきたらぜひ試してみてください。
カメラ目線できちんと話すようなかしこまった動画でなくても良いのです。
ただ作業しているだけ、ただ歩いているだけのようなシーンでも、写真とは全く異なる印象の投稿になります。

※注:人物投稿時は必ず被写体本人に許可を取りましょう。社員だからと言って勝手に投稿するのは厳禁です。

 

社内からの投稿素材の収集

自身で撮影するだけでは限界がありますし、パターンもある程度限定されてしまいます。
社員からの協力を募りましょう。

ただし、待っていてもそう簡単に投稿素材が集まってくることはなかなかありません。
自ら社内共有のメールやチャット、フォルダなどを覗きに行き、使えそうな素材を探しに行くのです。
良い素材があれば、積極的に利用許可を取りに行ってください。

また、もともと撮影好きな人や、広報・制作関連の業務にあたっている人は、日頃から撮影機会が多く、使える素材をいろいろと保有している可能性もあります。
直接声掛けして、素材提供してもらうのも有効な収集方法です。

 

過去の投稿を再投稿

投稿を考える際、まだ投稿したことのない素材の中から投稿素材を選びがちですが、再投稿でも良いのです。

前述した通り、Instagramにおいて古い情報は信頼性も低くあまり見てもらえません。
せっかく頑張って投稿しても過去投稿はユーザーの目に届かないのです。
逆に言うと、再投稿しても再投稿であることに気付かれることは少なく、気が付いても悪印象を与えることは少ないでしょう。
従って、過去投稿に掲載されている内容や情報が、今載せても古くなく、現状に沿っている内容であれば、再度投稿してOKです。
少なくとも半年ほど経っているのが理想ですが、投稿頻度が高ければ3ヶ月ほどでも良いでしょう。

 

求人サイトも併用する

Instagramだけで集客や採用をすることはできません。
求人サイトやWEB広告などで、求職者を集客しましょう。
求人サイトなどを見た求職者のうち、一部の気になってくれた求職者がやっとInstagramを見てくれるのです。

 

HPや他SNSからの導線を設置

求人サイトなどを見て自社が気になった求職者は多くの場合、応募検討時にホームページを確認します。
ホームページを見てくれた求職者がInstagramも見てくれるよう、なるべく目立つところにInstagramへのリンクを設置してください。
また、もしX(Twitter)やFacebook、Wantedly、TikTokなど、他SNSも運用している場合は、そこにもInstagramのリンクを設置し、自社に興味を持ってくれたユーザーをInstagramに誘導できるようにしましょう。

 

Instagramの効果を調査、記録

Instagramの効果は数値で計測できません。
応募者や採用者に直接、Instagramを見たかどうか、印象はどうだったかを聞くようにしましょう。
聞き忘れを防ぐため、面接時に使う評価シートなどに項目を設けておいたり、入社前の各種確認項目に追加しても良いでしょう。

それらの情報は一元化して保存し、Instagramの効果がどうだったのかをまとめておきます。
Instagramの効果はどうなのか、Instagram活用を続けるべきか、運用方法はこのままで良いか、などを検討する際、重要な判断材料になるはずです。

 

まとめ

求人サイトに比べると、採用活動にInstagramを活用する企業や活用実績はまだまだ少ないです。
比較的先進的な取り組みと言えるでしょう。
成功すれば、採用手法の好事例として注目されるかもしれません。
自社が事例を作り出し、良い実績を生み出すくらいの意気込みで、ぜひ取り組んでみてください。

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