求人広告を出しても、なかなか応募が来ないことがあります。急に従業員が退職した、事業を拡大したいなどで採用をすぐに決めたいときには、応募が来ないと経営や人事面でも悪影響が出てしまいます。とはいえ、なぜ応募が集まらないかわからない人も多いでしょう。
求人広告は、多くの応募者の目に留めてもらうほかにも、内容や出し方にも踏まえておくべきポイントがあります。今回は、求人広告で応募が集まらない理由に加えて、すぐに実践できる求人広告で応募数を増やす6つの方法を紹介します。応募がなかなか集まらずに困っている採用担当者の人は、ぜひ参考にしてください。
目次
応募があつまらない理由
求人広告の内容や出し方を見直す前に、なぜ応募が集まらないかの理由を踏まえておくのが重要です。応募が集まらない求人広告には、以下4つの原因や理由があります。
・仕事内容がイメージできない
・条件が合わない
・職場の雰囲気や人間関係がわからない
・応募者の目に留まらない
順に解説していきます。
仕事内容がイメージできない
応募者が求人で重視するポイントに、仕事内容があります。仕事内容が具体的でない求人広告は、自分が実際に働いている姿をイメージできない、自分にできる仕事か判断できない、という理由で応募をひかえてしまう可能性があるのです。特に、未経験の業種や職種にチャレンジしたいときには、具体的な仕事内容がわかる求人広告に応募する人が多いです。
条件が合わない
応募者は仕事内容以外にも、給料や勤務時間といった条件も重視して選びます。給料や勤務時間などの条件が応募者の希望と合わない場合も、応募されません。
応募者の属性によって、重視される条件が異なるのも注意が必要です。たとえば、学生は勤務時間と給料を重視する一方、比較的時間に融通の利くフリーターは給料を重視、仕事のほか家事や育児などをおこなっている主婦は勤務時間を重視して求人を選んでいます。
職場の雰囲気や人間関係がわからない
仕事内容、条件とともに重視されているのが職場の雰囲気や人間関係です。給料や勤務条件などがよくても、雰囲気や人間関係の悪い職場では働きたくない人がほとんどです。できるだけ長く働ける職場を探している応募者は、職場の雰囲気や人間関係がわからない求人広告へは応募しないでしょう。
応募者の目に留まらない
応募者が求人広告を探す方法として、PCやスマートフォンでの検索が主流になっています。魅力的な求人広告でも、応募者の目に留まらないと応募にはつながりません。検索結果に求人広告が出てこないのも、応募が集まらない理由のひとつです。
すぐに実践できる応募数を増やす6つの方法
応募者が集まらない理由を踏まえて、求人広告を改善すると応募者が増やせます。今日からすぐにできる応募者を増やす方法は以下の通りです。
・仕事内容の表記を変える、しぼる
・条件面で緩和をする
・履歴書不要にする
・期間限定、週払いや日払いを取り入れる
・表記、画像、写真を変える
・スマホ画面で見やすいレイアウトにする
順に解説していきます。
仕事内容の表記を変える、しぼる
求人広告の仕事内容を、具体的にイメージできる内容に変えてみましょう。たとえば、「事務の仕事」→「エクセル、ワードを使ったデータ入力、書類作成、ファイリングなど。お客様へのお茶出しや受付などをお願いすることもあります」と具体的な内容にすることで、応募者が仕事内容をイメージしやすくなり、応募につながります。
仕事内容をしぼって求人広告を分割する方法もあります。たとえば事務の仕事なら「エクセル、ワードを使ったデータ入力や書類作成(電話応対なし)」「お客様への接客応対をする窓口業務(電話応対あり)」と、仕事内容ごとに求人広告を分けて募集します。
仕事内容をしぼることで「パソコンは苦手だけれども接客ならできる」など、より多くの応募者を見込める可能性があります。
条件面で緩和をする
応募者が増えない理由のひとつに、条件面が合わないことがあります。現在出している条件面を緩和することで、応募者が増える可能性があります。
たとえば、勤務開始日を「2月1日から勤務できる人」と限定するのではなく「2月~3月から勤務できる人 ※4月からも応相談」と幅を持たせると、勤務開始日の条件をクリアできる応募者が増えます。
飲食店などのシフト勤務の業種の場合、欲しい曜日や時間帯だけ時給を上げる方法もあります。たとえば、「土日は時給〇円アップ」とすると、土日を募集している求人への応募が増える可能性が高いです。
勤務時間なども「9時から21時の間で1日4時間から可」ではなく「①9時~12時、②9時~15時、③12時~18時、④17時~21時」などのシフト例を挙げてみましょう。シフト例から実際に働きやすい時間帯を見つけられるので、応募者を増やせます。
履歴書不要にする
履歴書の持参を必須にしていると、応募へのハードルが高くなることがあります。履歴書不要にすると、応募者を増やせることがあります。
履歴書不要にしても、会社独自のエントリーシートを用意して応募時に記入してもらうと応募者の管理がしやすくなります。また、郵送されてきた履歴書を返却する手間が省ける、といったメリットもあります。
期間限定、週払いや日払いを取り入れる
長期的に働いてくれる人材を募集しているときでも、期間限定にすることで応募者の間口を広げる方法です。「〇月だけの短期募集」「2週間だけのお仕事です」などスポット的に募集すると、限定的に働きたい応募者からの応募が集まるようになります。
短期間で募集をしても、応募者が実際に働いたあと希望に応じて長期に切り替えられるようにすれば、人材の定着にもつながります。さらに、期間限定で募集する場合は週払いや日払いを取り入れると、より応募者が集まりやすくなります。
表記、画像、写真を変える
職場環境や人間関係が分かるような表記、画像、写真を取り入れるのも応募者を増やす方法として有効です。「60代、70代の方々が活躍中!」「シフト勤務のため、小さいお子さんのいる方も働きやすいです」などの表記を追加してみましょう。
画像や写真は、職場環境や人間環境を文字以上にイメージしやすいため、取り入れましょう。もしも長い間同じ画像や写真を使っている場合は、職場環境が分かる最新のものに入れ替えます。その際、主婦層を求めているなら女性が集まって働いている写真にするなど、ターゲットに合わせた画像や写真にするのも重要です。
スマホ画面で見やすいレイアウトにする
求人広告はスマートフォンを使用して空いている時間に検索している応募者が多いです。スマートフォンから求人広告を見たときに、文字ばかり、読みにくい場合は応募が遠のいてしまいます。スマートフォンからの閲覧も踏まえて、見やすいレイアウトに変えてみましょう。
具体的には、見出しを入れる、段落を入れる、箇条書きを使うのが有効です。また、使いすぎない程度に絵文字や記号を入れるのもアクセントになります。
まとめ
応募者がなかなか集まらない原因は、求人広告の内容にあります。まずは応募者が集まらない理由を考え、求人広告を改善するのが重要です。もしも応募が集まらない理由がわからない、求人広告の改善点が分からないときには、求人広告のプロに任せるのがよいでしょう。
求人広告のプロなら、応募者が集まらない原因をつきとめ、効果的な採用につながる求人広告の提供につながります。また、検索結果に出やすくなるなど、より応募者の目に留まる求人広告作りも可能です。採用活動に悩んでいるときには、ぜひ検討してみましょう。
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