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営業6年目、新宿エリアのマネージャー、石井千晶と申します!
はじめまして!石井千晶と申します。初めての記事投稿は、飲食店の採用成功事例です。
簡単に自己紹介です。飲食店のお客様を担当する機会が多くありました。
趣味の書道が活かせるように、お客様にお願いをし、新規OPENの店内メニューを書かせてもらったりと、毎日楽しくお仕事をさせていただいてます!
飲食店のお客様からよく頂くお悩み「コミュニケーション能力」
この壁に当たるケース、少なくないと思います。
飲食の採用は難しいのも事実なのですが、それで終わらせてしまっている自分自身に嫌気がさしていました。
今回のご提案のきっかけは、「コミュニケーション能力」など関係なしに、もっと色んな人が働ける飲食業界になれば、採用難を抜け出せるのでは?と考えたことです。
こ採用成功事例を通して、「採用できないよ!」「効果が出ない!」とお悩みのお客様に、新しい視点でご提案ができるきっかけになるといいなと思っています。
「採用難」だった、2つの理由
今回の事例のお客様は、都内に串焼きや・イタリアンなど、数店舗飲食店を経営されているお客様です。その中でも串焼きの1店舗様が今回の主役となります。
新宿歌舞伎町は、飲食競合が多い
この店舗様は、新宿歌舞伎町に立地しております。飲食店の競合の多さから新規顧客獲得が難しい為、リピーターを増やす必要がありました。
顧客満足度をあげるために、マニュアルナシの接客が出来るよう、コミュニケーション能力が高く接客力のある人材を採用したいのですが、採用競合が多く、人がとれない。営業上、このような問題を抱えていました。
人気ワードを散りばめた原稿の限界
そんなお客様に対して、今までは人気のフリーワード(髪色自由、等)をちりばめた原稿を使い、露出度・発見率を上げる方法で効果を改善。しかし「コミュニケーション能力の高い人」からターゲット変更もなく、次第に効果ダウン。新しい提案と本格的な採用力の改善が必要とされるようになりました。
「露出度を上げる方法」だけでは、採用競合がどんどん増えてくる今、応募数の確保が難しくなってしまいます。
また、冒頭でもお伝えしましたが、応募が来たとしても、お客様の求めるコミュニケーションスキルには届いていない無効の応募者が多く、採用が進んでいない状況がありました。
労働条件に焦点を当ててみる
いかに無効の応募者を採用ターゲットに変え、リピーターを増やしていけるよう、顧客満足度を維持していけるか。
企業の「採用力」がこのような方式で成り立っていること、ご存知でしょうか。
企業力・労働条件・採用活動の掛け算で採用力は決まりますが、私は採用活動で過去さまざまなことにチャレンジしてきた為、今回私が重視した部分はこの真ん中の「労働条件」です。その中でも、仕事内容・ターゲット設定に今回は注目していきたいと思います。
お客様のご依頼は、接客力の高い人材
前回の掲載の振り返りのアポイントを10月に行った際、このようなミッションをお客様より頂きました。
ここで私自身、いくつか疑問を持ちます。
1月以降は人手が必要ではない、のではないか
12月末までの繁忙期に向けて採用をしたいということは、1月以降は人が必要ではありません。短い期間でたくさん稼ぎたがっている、「短期スタッフ」を採用してはどうか。これが提案内容その1です。
しかし、繁忙期に新たな試みの短期スタッフ募集ということで、店長さんはとても不安になられておりました。
そこでこのようなたとえ話をさせていただきました。
既存のスタッフの方々に上記のような状態になった場合を例に事前にヒアリングをし、「困ります!」の声を店長さんに伝えることで、不安を払拭させていただきました。
「お店」「応募者」だけでなく「既存スタッフ」も含めた3方が、HAPPYになる為の働き方をヒアリングさせていただきました。
人と関わることが好きな人だけしか、働くことはできないのか
次に疑問に思った点がこの部分。人と関わることが好きな人がほしいという要望に対して、私は、そうでない人も活躍できないのか…と考え、「黙々・コツコツ派」な人たちも応募数を増やすため、ターゲットにしましょう!と提案しました。
お客様の視野を広げるため、ターゲットを図式化し、新ターゲットを設定しました。
縦軸を応募者の属性に、横軸をコミュニケーションの高い・低いに志向分けをしてみました。
このように飲食店業界では、接客力が高い学生・主婦・フリーターの青色ゾーンは人気で、採用競合が多くなり、接客があまり得意ではない人材の黄色いゾーンは採用競合が少なくなります。
今回新しく設定した新ターゲットは、採用競合の少ない黄色の「接客力の低い全ターゲットと、接客力の高いシニア・外国人」のゾーンです。これにより、競合に応募数を取られることなく、母集団形成ができると考えました。
とのこと。そんなお客様の不安に共感した私は、
と考えます。
飲食店のホール・キッチン共に、接客しない仕事は・・・ある!
そしてそんな考えから生まれたのが、業務上接客を必要としない仕事は、短期スタッフにお任せするというご提案。
ホール・キッチン、それぞれの業務をまず、ビジネスプロセス分解しました。
そしてこの黄色部分、みなさん共通点はわかりますか?これは、業務の中で、人と会話をしなくて済む作業です。ターゲットが活躍できそうな単純かつ会話のない業務を切り出しお願いさせていただきました。
黙々コツコツ派に飲食店の業務をお願いする場合は、どんな表現をするかですが、このタイプのカスタマーには、同じことを繰り返すような単純作業が刺さるのでは、と考えました。
人と話すことが苦手な、ホール担当向けワード
- 運ぶ
- さげる
- つぐ
人と話すことが苦手な、キッチン担当向けワード
- 盛る
- 串にさす
など、業務キーワードを整理し軽作業をイメージできる表現し、短期スタッフを募集していきました。
結果、5名の短期スタッフを、採用成功!
ホール6応募、キッチン15応募、計21応募の中から、採用された方々です。
ホール:学生1名、フリーター1名6>
1月から他の職場で働くので、それまで稼げる短期を探していました。
あまり人と関わらない仕事を新宿で探していました。
キッチン:学生1名、外国人1名、主婦1名
学校を卒業する3月まで働きたい。人と話すことが得意ではないので、キッチンで昼間希望です。
就職前のつなぎでバイトを探していた方や、人と話すことが得意でない学生からの応募がありました。
採用者に単純作業を任せることで、既存スタッフがコース料理の案内が出来る余裕も出来、昨年に比べ、利益UP!
そして、既存スタッフが「おかわりいかがですか?」の一声をかけることも出来るようになり、「顧客満足度UP」が実現しました。
そして、この採用手法をつかい、ほかのお客様もキッチンスタッフ募集で、採用成功しています。
ナレッジ展開前応募数を集められず採用が出来なかったのに対して、応募数がUP!昼間の仕込みスタッフとして主婦を3人採用、単純な作業の繰り返しを好むカスタマーが存在することが明確になりました。
まとめ
ポイント
飲食業界での繁忙期は、短期スタッフを採用する!
これによって、飲食業界での送客量UPと、採用決定を実現できます。
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