Airワーク Indeed 原稿制作 採用手法

Indeed(インディード)での採用を成功させるコツ。クリック課金型求人メディアの仕組みと広告内容のポイントを解説

2024年4月2日

Indeedで効果を出す為に大事な事

Indeed(インディード)で効果を出すためには、まずはIndeed(インディードの)の仕組みを理解する必要があります。そして様々な状況の求職者としてIndeed(インディード)を使う事をイメージする事で、どのような点に注意すべきなのか、またどんなポイントをおさえると効果的な掲載が出来るのかが分かってきます。ここでは様々な会社のIndeed(インディード)を運用してきて分かった、効果を出すために大事な事をできるだけ丁寧にお伝え出来ればと考えています。

Indeed(インディード)はクリック課金制なので無駄なクリックはされない方がよい

まず、Indeed(インディード)の課金形態がこれまで求人広告では経験してこなかったクリック課金という仕組みであることを理解する必要があります。

これまでの求人広告(タウンワークやリクナビネクストなど)は、掲載課金型と呼ばれ、掲載期間や掲載順位によって価格が異なり、費用は一定期間サイトに掲載される事に費用が発生していました。また費用を追加すると一覧画面を見てもらえる数を増やす事が出来ました。

そのため、効果を獲得するためには、
➀できるだけ沢山の人に見てもらう事。
②できるだけ沢山の人にクリックしてもらう事。
この2つが重要でした。
その為、その仕事にまったく興味のない人でも、とにかくまずはクリックしてもらえるように一覧画面に様々な工夫をする必要がありました。

しかしIndeed(インディード)はクリック時点で費用が発生してしまう為、実際に応募しない人にクリックしてもらう事は無駄にお金を払うだけなので、ターゲット以外の人からのクリックは出来るだけ避けなければいけません。

Indeed(インディード)では、この興味がある人にだけクリックしてもらう事がとても大切です。

Indeedの原稿確認はスマホとPC両方から行う

Indeed(インディード)へ掲載する際に、興味がある人にだけクリックしてもらう為には、一覧画面にしっかりと情報量を掲載する必要があります。

そしてココに結果を大きく左右するポイントがあります。

Indeed(インディード)はパソコンで検索した時と、スマートフォンで検索した場合に、一覧画面に掲載される情報が大きく異なります。

普段仕事中にPCからIndeed(インディード)を見ている方はIndeed(インディードは)は情報が少ないと感じているかもしれませんが、スマートフォンから検索した場合には、キャッチコピーや画像が掲載されていて、一覧画面だけでも様々な情報が掲載されて、応募しない、興味がない仕事の選別が出来ます。

Indeed(インディード)の広告内容は掲載後、必ずスマートフォンからも確認する必要があります。スマートフォンの表示を確認せずに効果的な広告を作成する事は出来ません。

Indeedは長く掲載する

Indeed(インディード)は求職者の検索キーワードやこれまでの応募した職種などに合わせて、求人を表示させる機能が搭載されています。求職者の志向性をとらえて、興味がありそうな求人を表示させています。この判断をAIが行う為には、クリック数、応募率など、一定の学習期間が必要です。

その為、Indeed(インディード)は1ヶ月、2ヶ月と長期間掲載する事で、効果が改善するケースが非常に多い求人メディアとなっています。

Indeedでは様々な職種を掲載する

Indeed(インディード)は、クリック課金制の為、1求人あたりの応募数を増やそうとする場合に、求人情報が同じ場合「クリック単価を上げる」事で多くの求職者の目に触れるように自動でコントロールされます。
その為、1職種で多くの応募者を集めようとする場合、応募単価が高くなります。
応募単価を抑えたまま応募数を増やすためには、求人数を増やす必要があります。急募の1求人だけでなく長期的に募集している職種など、様々な求人を掲載する事で応募単価を抑えながら、応募数を獲得することが出来ます。これまでの掲載課金型の求人広告では、難しかった様々な職種で効果を発揮します。

Indeedにこだわらない

Indeed(インディード)を効果的に使う為には、Indeed(インディード)にこだわらない事も重要なポイントの一つです。Indeed(インディード)が得意な職種がある一方、Indeed(インディード)が不得意な採用もあります。すべての求人でIndeed(インディード)が最も効果的ではありません。無理にIndeed(インディード)にこだわらず、効果的に利用できる部分のみ利用するくらいの気持ちでindeed(インディード)を活用することが大切です。

Indeedが不得意な事は大量採用

Indeed(インディ―ド)を効果的に利用する上で、不得意なものを知っておくことは重要です。
indeed(インディード)が最も効果を発揮していると考えられているのが、
「職種名」を指定した検索です。
Google検索で職種名×地域で検索した時に最も上位に表示される確率が高く、
実際に、「ドライバー」「○○師」など、仕事を探す求職者が職種名を指定するような求人については掲載課金型の求人メディアよりも応募数を獲得できるケースが多くジョブ型が中心の欧米で利用が盛んな事も納得できます。
<Indeedが得意な職種の例>
・大型ドライバー
・調理師
・看護師
・経理
・SE
・施工管理
・建築師

逆に、Indeed(インディード)は1つの職種名が様々な職域を含んみ職種名だけでは判断ができず詳細画面を見なければいけないような求人は苦手です。詳細画面を見なければどんな仕事なのかわからないような仕事ではクリックばかりが増えてしまう為にindeed(インディード)は不向きです。
<Indeedが苦手な職種>
・総合職
・営業
・ドライバー助手
・店舗スタッフ

IndeedPLUS⁺による変化

IndeedPLUS(インディードプラス)のリリースにより、Indeed(インディード)に掲載した求人がタウンワーク、リクナビネクスト、はたらいく、とらばーゆ、フロムエーナビとリクルート社の求人メディアに掲載されるため出会える求職者の数が大幅に増えました。

IndeedPLUS⁺は求人メディアとしては国内最大級のPV数を獲得

indeedのPV数約30万PV、タウンワークのPV数約15万PV、その他のリクルート求人メディアのPV数を合計すると合計40万PVを超える巨大な求人メディアになります。これは他社求人メディアの3倍以上のPV数となり、求職者の約7割にリーチが出来る計算です。

主要求人サイトPV数

IndeedPLUS⁺はレジュメとの連動によって正社員採用は効果拡大

またIndeedPLUSでは求職者が自分の職務経歴を登録するレジュメサービスと連動し、掲載するだけでなくこちらからアプローチを行う機能を実装しています。

IndeedPLUS⁺の掲載にはAirワーク採用管理がおすすめ

ただし現在(2024年4月)このindeedPLUS(インディードプラス)のアプローチ機能を利用できるのはAirWORK(エアワーク)採用管理からの掲載のみとなっています。
AirWORK(エアワーク)採用管理は、リクルート社のAirレジなどのAirシリーズの1つにであり、現在IndeedPLUSを効果的に利用できるツールとなっています。

Indeedだけじゃない、変化する人材採用のポイント

人材系最大手のリクルート社がIndeedPLUS(インディードプラス)というサービスをリリースし、これまでの掲載課金型のモデルからクリック課金型のモデルへ大きな変化を見せておりますが、人材採用の市場の変化にも目を向けてみる事で今後の採用戦略に役立てることが出来ます。

人材紹介の市場拡大

人材紹介(有料職業紹介事業)を行う会社は年々増えており、平成24年に2,341億円だった手数料収入は10年で6,315億円と約3倍に増加しています。
人材紹介は年収の30%~35%、ハイスキルのエンジニアや、エグゼクティブのヘッドハンティングは年収の80%、100%といった手数料で紹介されており、
料金が高くても、必要なタイミングで必要な人材に確実に入社してもらう事が従事されている事が分かります。

掲載課金型求人広告の市場縮小

一方で旧来型の求人広告の市場は縮小傾向、今回のindeedPLUSのリリースにより掲載課金モデルはさらに市場を縮小することになりそうです。
Indeed(インディード)などのクリック課金型求人メディアは、これまでの掲載課金モデルと異なり、費用発生が「求人広告の閲覧」という採用に少し近い課金ポイントになっています。

採用のポイントが「集める」から「選ばれる」へ変化

掲載課金モデルからクリック課金モデル・紹介業の市場の変化は、企業を主語にすると「人材を集める」時代から「人材に選ばれる」時代への変化だという事が出来ます。
これまでは、見栄えを良くして集める事が成功のポイントでしたが、今後は自社に合わせた活躍人材に選んでもらえる会社になっていく必要があります。

ジョブ型雇用への変化

indeedなどのクリック課金型求人メディアは職種でのマッチングに適しており、これは欧米のジョブ型雇用を基準に作られているからと言えるかと思います。今後日本の雇用もますますジョブ型へ変化をしていく兆しと捉える事もできるかと思います。とはいえ、日本の平均転職回数は3回、平均勤続年数は11年です。対してアメリカの平均転職回数は13回、平均勤続年数は平均4年ですので、まだまだ人材の流動性は低くジョブ型への変化をIndeedが後押しすることになりそうです。

選ばれる会社、選ばれる仕事とは

ジョブ型雇用、ジョブ型の働き方への移行が進む中では、個人のキャリアは社外に置かれる事が増えてくると考えられます。1社でキャリアアップを目指すのではなく、良いポジションを提示してくれる会社に移るという選択肢を常に持つという事になります。その為、会社選びの条件に「スキルアップが出来ること」「実績をつめること」など個人のキャリアに繋がることを明確に希望する方が増えていく事が想定されます。

そして、これらの事をしっかりと発信していくことが重要です。御社がどれだけ良い会社でも情報を発信できていなければ選ばれる事はありません。発信方法はホームページだけでなくSNSやクチコミなど様々ございますが発信方法よりも発信しているかしていないかの方が重要です。

まとめ

Indeed(インディード)で効果的を出すためには、➀クリック課金型の仕組みを理解すること。②効果的な掲載方法を選ぶこと。そして③ジョブ型雇用へ社会変化を理解して求職者の方へ職種の詳細、得られる経験や実績・スキルを提示すること。上記を大事にしながら掲載を進めて頂く事でIndeed(インディード)を有効に活用することができます。

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◎engage(エンゲージ)徹底比較、エアワークVSエンゲージどちらを利用するべき?

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◎Airワークとは?特徴やできること、ほかの採用ツールとの違いを紹介

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君村 幸樹

過去に自社求人サイトの立上げも。採用担当ラボ立上げ、掲載依頼サイトの運営を兼任。得意領域は派遣会社・本部決済型、チェーン(飲食チェーン他)等。

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