この記事では、「タウンワーク社員」休刊について、また、ネット媒体でのサイズ・掲載順位の選定について書いていこうと思います。
目次
2020年1月6日号をもって休刊するタウンワーク社員とはどんな媒体だったのか
タウンワークのCMや、フリーペーパーを街中で見たことがある方もいるかと思いますが、タウンワーク=”アルバイト向けの求人広告”と認識されている方が多いと思います。
松本人志がCMで「バイトするならタウンワーク」と言っているシーンが印象に残っているかと思いますが、全体の15~20%ほどは社員案件の掲載となっており、タウンワークネットでは現在掲載中のもので東京で3万本近くご利用いただいております。(2019年10月)
そもそも、タウンワークのフリーペーパーには「タウンワーク」と「タウンワーク社員」に分かれており、アルバイト案件と社員案件をフリーペーパーで分けて掲載しておりました。
休刊と言っても今のところ再開の予定はござません。約13年半の歴史に幕がおろされると言ってしまっていいかもしれません。
「タウンワーク社員」の休刊に伴い、2019年10月7日掲載号より、通常のタウンワークのフリーペーパーに社員ページが追加されております。つまり、「タウンワーク社員」と「タウンワーク」が合体し、アルバイト求人と社員求人の双方が1冊に集約されて掲載される形になりました。
19年10月7日、タウンワークネット新商品「社員強化プラン」のリリース
10/7より、タウンワーク社員強化プランがリリースされております。
スマートフォンの普及により、ウェブからの応募が非常に多くなっており、タウンワークネットで掲載順位を上位表示させるプランが社員案件にのみリリースされました。
内容といたしましては、ユーザーが検索する際の雇用条件を「正社員」または「契約社員」で絞った際に、社員強化プランに参画いただいている原稿が上位表示され、訴求力が高まるといったプランとなります。
ネット媒体の掲載順位を例えるなら「流しそうめん」
これまで、タウンワークネットには掲載料金によって上位表示されるといったプランがございませんでした。
この社員強化プランにより、装着するとしないとで閲覧数に大きな差ができ、競合の少なくないエリアでは装着しないと1ページ目に原稿が出てこない、といった事態になると考えられます。
ネット媒体(マイナビ・バイトル・フロムエーナビ・indeed)等のほとんどは、掲載サイズ(費用)を上げていくことで上位表示され、閲覧数を多く獲得できる、という仕立てになっております。
通常、求職者は「勤務地」や「職種」等、ある程度条件を絞って、サイトの1ページ目からスクロールしていきます。
どんなにいい原稿を作っても、募集条件を高待遇にしても、下位表示されていることで閲覧数の確保ができなければ応募は取れません。
流しそうめんの際に下の方で待っていても、そうめんは流れて来ないのです。
こんな言い方をすると、「予算をかけている大手企業ばかりが応募を集めている」とか「商店や店舗で上位プランは出来ない」といったご意見が出てくると思います。
これまでのタウンワークは、紙媒体の原稿サイズに応じて料金設定をしておりましたので、掲載順位はサイズ関係なく”ランダム表示”となっておりました。
引き続き、アルバイト・パートの案件に関してはランダム表示での掲載となりますが、社員案件に関しては「社員強化プラン」のリリースによって期待値がどれくらい変動するのか、どの程度掲載順位を上げられるのかは”掲載エリア”・”募集職種”・”ターゲット層”によって変動いたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
特に新商品の場合は、週ごとに状況が変わりますので、担当営業とは十分打ち合わせいただく必要がございます。もし「前回と同じプランで」とタウンワーク社員を提案してくる営業がいらっしゃいましたら、ご注意ください。
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